感じたこと

結婚と離婚

私はかなり被害意識が強い、罪悪感の感じやすい人でした。夫婦関係では、その傾向が顕著でした。

もうこれは未来にもっていってもしょうがないので、潔く手放すことにしました。といっても、これを書くにもすごい時間と、ものすごい葛藤でここ数日過ごしていました…。だって、あんな酷いこともされた、こんなことも言われたし、正直殺してしまいたい。殺してしまうんじゃないかと本気で思ったほどの相手は、彼しかいないから。でも、もうそういう現実は私には必要ないです。

いままで私の被害者意識、罪悪感劇場にフル出場してくださった、私の元夫、最愛の3人の息子の父親に最大の感謝と尊敬を込めて書きます。

出会った当初は不倫をしていた私。この時点で罪悪感の塊でした。それならやらなきゃいいのにって思うかもしれないが、不倫する人にありがちな、父親との問題。そしてそれに絡みつく母親問題。もちろんそのころの私は、そんなこと知る由もない。なぜ抜けられないのかもわからない。抜け方もわからない自分がどうしたいのかもわからない。親にも相談できない。現状をどうしていいかわからない。不倫相手の奥様もお子さんも知り合いで、それでも関係を続ける自分が許せなくて、苦しくて。とにかく罪悪感に押しつぶされそうになりながら過ごしていた日々。そんなときに偶然、元夫と出会い、ものすごいスピードと決断力で私をその世界から引きずり出してくれました。そしてそのまま結婚をすることに。

結婚が決まってからも、社会人として挫折した自分、人ととして許せない自分。自分を責めるばかりでほとんど鬱状態で始まった二人の時間。その間も元夫は、「あなたは悪くない」と言い続け、信じ続けてくれていました。きっとあの時、すべての仕事を放棄し会社を辞め、結婚するといって音信不通になった私を信じてくれていたのは、世界で彼一人だったのではないかと思います。でも、現実を受け止めることも、変えていこうとすることもできない私に、彼もしびれをきたし、衝突することが増えていきました。喧嘩が増えていくたびに、自分が許せない気持ちと同時に「この人さえいなければ、こんなに責められることはなかったのに」という感情も現れ、心の底で彼を責めるようにもなりました。そして、日々の出来事の中で、何度もその思いは現れることになりました。

幸せになりたいと思いながらも、自分で自分を幸せにすることを放棄していました。それが、その時の私の【結婚】という選択だったのだと、今になって思います。

そんな私たちにはじめの転機が訪れたのは、長男誕生でした。結婚してまもなく妊娠し、翌年には出産しました。親になり、守るべき存在ができ、家族という形になり、いままでしらなかった感情を目の当たりにしました。自分の命に代えてでも守りたいと思う衝動。心から愛おしいと思える気持ち。生きたいという強い思いが私の中に芽生えてきました。

子供は、わたしたちが何もので、どんな人間なのかを教えてくれています。

元夫は、きっと長男が生まれてすぐに、このことを直観的に感じ取っていたのだと思います。そこから、彼の自分と親子の探求がはじまりました。彼は、彼のやり方で、何年もかけて自分の親子の問題を追及し続け、自分を植え付けられた常識から解放し、自由にしていきました。なかなか今までの常識で考えたら、できることではないことまでやっていました。

そんな日々が続く中、次男が産まれました。私には、二人育児をしながら、なかなかうまく家事や元夫のサポートができない自分が現れました。子供と遊び、空いた時間を有効に使いながら、家事をすることがなかなかできない。努力しても元夫が満足するようなサポートができない。なぜできないのかわからない。指摘されても責められていると感じるばかりで一向に変化がしない毎日で自分をせめ、日に日に元夫との溝が深まっていきました。いつかなんとかなるだろう。だから根本的な解決をしようとせず、責められるたびに「この人さえいなければ、こんなに責められることはなかったのに」と思っている毎日になりました。

二人の関係を修復できるかもしれないきっかけが訪れたのが、次男誕生から2年目の双子の妊娠でした。妊娠を知ったときは、純粋にすごくうれしかったんです。でも、心のどこかで、「これで離婚しないで済む」という浅はかな望みを感じていた自分もいました。そして、彼らは、心拍を確認できぬまま、帰っていきました。このままでは会えない。今の自分では会えない。でも、必ず会うからね。と心に誓った流産手術の日。

もうきっと、このままの状態を続けていては、お互いが不幸になり、子供たちが幸せな毎日を送れないだろう。明るい未来を想像することができませんでした。それでも、私はどうしても離婚はしてはいけないという価値観だったので、なかなか決心ができませんでした。親や世間からの常識でそう思っていたのもあるけれど、それ以上に、自分の人生に責任を持つことを恐れていたのだと思います。

自由になり、自分自身の人生に責任をもつ。これが、私の【離婚】という選択でした。

元夫との結婚生活、6年間でした。始まりは最悪な自分だったけど、嬉しいこと悔しいこと、悲しい楽しいことがあり、3人の息子の母になり(三男は離婚後の妊娠出産ですが)、自分らしく生きていこうと歩み始めることができたのも、彼と出会って関わっていったからです。これは、私の人生の大切な一部です。

なかなか誤解されることも多い人ですが、彼と深くかかわることを選ぼうとしているのなら、自分の人生を、本当の自分の姿で創造することを始める合図です。

 

 

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